あらしの前のマリオネット

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台湾流紅茶の淹れ方

同じ茶葉で7回味わおう

結構前ですが日月潭に旅行したときのこと。日月潭といえば紅茶の名産地なので良い紅茶を買って帰ろうと思って、googleマップでよさげなお店

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を探して行ってきました。

日本語上手なおばさんとおじいさんに説明してもらいながら、茶器で淹れたお茶を何種類か試飲させてもらったうえで、好みの茶葉を購入させてもらいました。

ちゃんとした茶器は持っていないものの、基本的な淹れ方を教えてもらって、帰って実践してみたところ、飲み始めと飲み終わりで味が変わる!ということを発見したのでぜひ試してみてください。

用意するもの

茶葉(今回は台茶18号)

 

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紅玉とも呼ばれる品種。茶葉は完全な葉っぱ一枚がそのまま乾燥されていて、フルリーフとも呼びます。

茶器(おそらくなんでも)

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フレンチプレスで代用。

淹れ方

あらかじめ熱湯でフレンチプレスとかカップあたためておくと良さそう。(現地で入れてもらった時は茶碗もアチアチで持てないくらい温めてもらってました。茶器もお湯でよく温めていました)

茶葉5gを投入。

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熱湯(ほぼ沸かしたて)150ccをそそぐ。

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30秒たったらすぐティーカップに淹れる。水気が残らないようにしたほうが良いかも。

まずはこの一番搾り?を楽しんでください。

この一杯目は茶葉が開ききらないうちに抽出されたもので、独特な香りや味がするはずです。なので、できるだけ大きい茶葉のほうがより感じられるかもしれません。ちなみにこの台茶18号は、ほうじ茶に近いような焙煎のような香りと、渋みのような味がします。

ちなみに、急いで飲めとは言いませんが、あまり遅く飲んでいると淹れられる回数が減ると思います。

2杯目~3杯目

全く同じ淹れ方で大丈夫です(お湯を150cc、30秒)。

二杯目が個人的に最も美味しい!香りがいかにも紅茶って感じになり、味も甘みが増していてとても美味しい。特に1杯目と2杯目はかなりわかりやすいです。

4杯目~7杯目

待ち時間が、30秒から、50~60秒に伸びます。

お茶屋さんいわく、何杯目まで飲むかは茶葉によるとのことなので、薄く感じるとこまでは飲めるという意味だと思います。とくに、時間をかけて飲んでいる場合、茶葉に残ったお湯でもじわじわ抽出が進んでしまうと思われるので、飲める量は減るはずです。

ここらへんの終盤になると、色もさることながら甘みが弱くなり、あっさり系の味になります。

感想

こんな短時間で数回に渡って淹れるというのはびっくりでした。味もグラデーションのように変化していくのが飲んでいて楽しい。今後も茶葉の変化を楽しむために続けたいと思います。水出しのやり方も教えてもらったのでまた機会があれば。